情報というもの。

 現在を情報社会と言われてから、もう20年位たちますね。Windows95が発売され、インターネットができるようになってからかなぁ。昭和45年に情報処理の促進に関する法律が成立してからかも知れない。この情報のお陰で、2011年の東日本大震災も国民が冷静に判断して行動ができた。阪神大震災の時よりも冷静であったことには間違いない。
 でも、情報がない時代の戦前では、政府に圧力を掛けられた新聞の報道によって間違った進路に。だから、情報は必要であると思います。しかし、情報過多というのも考えもので、情報が飛び交って本当の真実が掴めない。そんなこともありますよね。情報がない方が。言い換えれば、知らない方が幸せだったということも。個人情報保護法関連五法の個人情報の保護に関する法律が2003年(平成15年)5月23日に成立して以降、プライバシー保護が整理されて、その面ではよくなっているのだろう。
 去年10月15日にはじまった臨時国会の案件で、「秘密保護法案」が成立しましたね。この法案も国の情報の問題でした。現在では、知らないほうがばかをみる世の中ですが、秘密にしておいてほしい情報もありますよね。その辺りが今回の臨時国会で問題になった秘密保護の問題なのかも。